日本画で見る 福知山十景

由良川と音無瀬橋と花火大会(猪崎)

「宵の由良川」 作/衣川充洋

この度、福知山十景を描かして頂く事になりましたが、私以外が全て先生方であり、並べて展示されますので、少しでも多くのスケッチ、手数で頑張ろうと思いました。

由良川は毎朝、散歩しており、何度かスケッチはしておりましたが、花火と一緒に絵にした事はありませんでした。
花火大会は一回限りですので、その日迄に「花火はあそこらあたりかな?」と思いながら、いろいろな角度から由良川と音無瀬橋のスケッチをしました。ただ3つの条件を満たし、気にいる風景がなかなか見つかりませんでしたが、何とか自分の絵になりそうな場所があり、花火大会当日を待ちました。

当日、花火打ち上げ場所からかなり離れていましたので、いつも人、人、人の花火大会とは違い、まわりには私を含めて3人とすごい淋しい花火大会でした。

花火は夕暮れから上がり始め、そのときの由良川、周りの木々が凄く綺麗に見えましたので、その時刻を描こうと決めて、制作しました。

なかなか難しかったですが、自分なりに何とかその時刻の由良川の雰囲気が表現できたかなーと思っております。
今回、こういう機会を頂き、由良川を中心とした絵を描きましたが、まだまだ綺麗な風景が残っているとしみじみ思いました。これから先も四季の変化を感じられる由良川の風景であって欲しいと願っております。

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