日本画で見る 福知山十景

大原神社と産屋(三和町大原)

「産屋の里」 作/石原 進

個性を生かし寛大なご指導して下さった佐藤太清先生の門下にあって、自由な表現で勉強が出来たことに感謝しております。

この度、先生の郷里福知山市のご依頼により大原神社と産屋をご指示いただき、快くお引き受け致しました。誠に有難いことと幸甚に存じ、心から感謝申し上げます。合掌

樹々の葉も緑に輝き5月の中頃、丹波の里 大原神社を訪ねました。細やかな石段を登り始めると歴史の鼓動を感じ豪華な彫刻を施された華麗な社殿の広場に立つと何か心洗われ、明るさ優しさ清澄な精神性高い空間を感じた。

大原神社は古来安産と五穀豊穣の守り神として人々から信仰され、神符として授ける「子安の砂」は安産のお守りとなっていて、私の初孫も無事出産に至り、有難く元気一杯に育っています。

その社殿を仰ぎ見るように、川を隔てて産屋があり、約300年以上も前から存在とのこと、京都府の指定文化財となっている。

作品は、朝日に輝く大原神社は清らかですがすがしく、豊潤な緑の樹間に福知山市の象徴の鳥と云われる雉を大きく配し 蛍の光に野花が浮び、共々に安産を祈ってくれた心象的表現をしました。

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